デューク・ピアソン(Duke Pearson)

1932~1980
50年代ハードバップ時代の、派手さには欠けるかもしれないがスタイリッシュなピアニスト、ビッグバンドリーダー。ドナルド・バードに見初められ起用されるがピアソンの病気で一時中断。ちなみに、その時入れ替わりで起用されたのがハービー・ハンコック。再起後は再びバードのバンドのアレンジや、ビッグバンドを率いる。60年代のブルー・ノート・レーベルの録音やプロデュースに活躍、自身のフルバンドの録音も寡作ではあるがすばらしい。当時、人気のあったサド・メル・オーケストラと共に、同じヴィレッジ・ヴァンガードでメンバーもかなり重複してライブコンサートの人気を争った。デュークの名は彼のピアノの才能を見て叔父がデューク・エリントンにあやかり、付けたニックネームとか。

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