レスター・ヤング(Lester Young) (“Prez”)

1909~1959
コールマン・ホーキンズと共にテナーサックスをアドリブ楽器として確立した
スウィング時代のスタープレーヤー。ホーキンズの後釜としてフレッチャー・
ヘンダーソン
のバンドに加入するが、ホーキンズのような男性的プレーを
要求するファンからの批難にあい、早々に退団。その後加入した
カウント・ベイシー・オーケストラでスターとなる。スラーを多用する高音域の繊細なソロはフランキー・トランバウアーの影響を強く受けたといわれ、
そのスタイルは当時の女性ボーカリストにも絶大な人気を博し、ボーカルの伴奏にも引っ張りだこに。ビリー・ホリデイと愛人関係だったとか、レスターをめぐってサラ・ヴォーン*とビリーが争ったなどのエピソードも。
コールマン・ホーキンズ

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