JATP:Jazz at the Philharmonic

ノーマン・グランツの発案、プロデュースによる一連のコンサート及び録音。戦時中に大量のライブ録音を軍が放送するのを聴いたグランツがそれまでのスタジオ録音ではなく、ライブコンサートを行い、その録音をレコードにするのを思いついたのがきっかけ。44年に始まり、参加した主なミュージシャンは: レイ・ブラウンベニー・カーターハリー・エディソン、ロイ・エルドリッジ、エラ・フィッツジェラルド、スタン・ゲッツ、ディジー・ガレスピーコールマン・ホーキンズハンク・ジョーンズ、ジーン・クルーパ、チャーリー・パーカーオスカー・ピーターソン、バディ・リッチ、ウィリー・スミスベン・ウェブスターレスター・ヤング他多数、57年まで続いたが、その後もヨーロッパ、日本公演は断続的に行われている。
JATPの名は、第一回目のコンサートがLos Angels’ Philharmonic Auditoriumで開催されたことに由来する。
1953年の日本公演では、ロイ・エルドリッジ、ウィリー・スミス、ベニー・カーター、ベン・ウェブスター、オスカー・ピーターソン、レイ・ブラウン、ジーン・クル−パなど、たいへんな盛況で戦後の第一次ジャズブームを引き起こした。

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